高齢期に求める住まいとは

高齢期における理想の住宅

65歳以上の高齢期に、どのような住宅に住むことが理想と考えるか聞いたところ、
「持ち家(新築・1戸建て住宅)と答えた人の割合が、40.9%、
「持ち家(中古・1戸建て住宅】と答えた人が8.2%、
「持ち家(新築・マンション)と答えた人が8.3%、
「持ち家(中古・マンション)と答えた人が、4.1%、
「民営の賃貸住宅」と答えた人が、2.8%、
「都道府県・市町村営住宅」と答えた人が3.2%、
「都市再生機構(UR)」、公社などの賃貸受託」と答えた人が、1.1%、
「高齢者向け住宅(サービス付き高齢者住宅、有料老人ホーム)」と答えた人が、16.7%、
「介護保険施設(特別養護老人ホーム)」と答えた人が、3.8%、
「いずれでもよい」と答えた人が7.8%となっています。
年齢別でみると、「高齢者向け住宅(サービス付き高齢者向け住宅、有料老人ホーム)」と答えた人の割合は、女性で高くなっています。
年齢別にみると、「持ち家(新築・1戸建て住宅)」と答えたひとの割合は、60歳代、70歳代で高くなっています。

高齢期における理想の居住地

高齢期(65歳以上)における理想の居住地としてどのような場所であることを重視するか聞いたところ
「医療、介護、福祉施設へのアクセスの良いところ」を挙げた人が、78.7%と最も高く、以下
「日常的な買い物などを行う生活関連施設などへのアクセスの良い場所」が68%
「公共交通機関へのアクセスの良いところ」が65%
「地震、台風などの自然災害に対して安全なところ」が44.2%
「犯罪、交通事故などに対して安全なところ」が41.5%
「騒音、振動、大気汚染などが少ないところ」が37.8%の順になっています。(複数回答、上位6項目)
都市規模別にみると、「公共交通機関へのアクセスのの良いところ」と挙げた人の割合は大都市で高くなっています。
性別にみると、「医療・介護・福祉施設へのアクセスの良い場所」「日常的な買い物などを行う生活関連施設などへのアクセスの良い場所」「地震・台風などの自然災害に対して安全な場所」を挙げた人の割合は、女性で高くなっています。

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